こんばんは。
新潟成年後見相談センター センター長の行政書士 播磨 史雄です。
いつもブログを見ていただきありがとうございます。
2月5日に私が副理事長を務める一般社団法人認知症予防緩和協会の開催する『認知症サポーター養成講座&成年後見セミナー』を新潟市西区にあるコミュニティーセンターにて開催しました。
認知症サポーターとは、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、支援する応援者です。
認知症サポーターには、地域住民、金融機関やスーパーマーケットの従業員、小・中・高等学校の生徒など様々な方がおり、全国に300万人を超える認知症サポーターが誕生しています。
認知症サポーターに求められるのは、
1.認知症に対して正しく理解し、偏見をもたない。
2.認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。
3.近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。
4.地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。
5.まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。
ということが期待されます。
今日本でも200万人を超える認知症患者がいると言われています。ですがまだまだ認知症に対する理解が不足しているのが現状です。
認知症のことを痴呆症と言う方がいます。
痴呆症とはアホとかマヌケという意味の差別用語です。
このような基本的な理解をしていくことが認知症患者にとってより良い暮らしをする第一歩なのです。
また、増え続ける認知症にとって欠かせなくなっておるのが成年後見制度です。2000年に介護保険制度と同時に施行したのですが、まだ認知症患者が200万人いるのに対して成年後見制度の利用者数はおよそ80万人となっています。また成年後見制度という用語は知っていても中身まではよく知らないという人が多いのが現状です。
少しでも成年後見制度に関して理解をし興味を持っていただけたらと思い2年前より認知症サポーター養成講座と一緒に成年後見セミナーを続けています。
少しでも認知症患者にとって良い暮らしのできるトータルサポートの促進に一般社団法人認知症予防緩和協会と新潟成年後見相談センターが寄与できればと思っています。
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